奥州市議会 2020-12-03 12月03日-04号
その中で、国際リニアコライダーは学術的意義を有する大型研究計画に位置づけられましたが、より優先度の高い重点大型研究計画には盛り込まれませんでした。 しかし、実現に向けた国内手続の一つ、文部科学省の学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想、ロードマップに申請する権利は確保しました。これに基づき、本年2月28日、ロードマップに申請、約1か月後の3月28日取下げがなされました。
その中で、国際リニアコライダーは学術的意義を有する大型研究計画に位置づけられましたが、より優先度の高い重点大型研究計画には盛り込まれませんでした。 しかし、実現に向けた国内手続の一つ、文部科学省の学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想、ロードマップに申請する権利は確保しました。これに基づき、本年2月28日、ロードマップに申請、約1か月後の3月28日取下げがなされました。
また、本年1月30日には、日本学術会議による第24期学術の大型研究計画に関するマスタープランが策定、公表され、その中でILC計画は速やかに実施すべきとされる重点大型研究計画には選定されなかったものの、学術的意義を有する学術大型研究計画に位置づけられました。このことは、国内の学術プロセスにおいて、ILCの科学的意義や建設意義が深く理解された結果であり、大きな一歩であると捉えております。
御案内のとおり、先月の日本学術会議で策定、公表された学術の大型施設計画・大規模研究計画に関するマスタープラン、マスタープラン2020においては、ILCは学術大型計画には位置づけられたものの、速やかに実施すべき重点大型研究計画には採択されなかったところであります。
この公表の翌日の記者会見で、萩生田文部科学大臣が「マスタープランは学術界を代表する見地から取りまとめられたものであり、今後の行政側の検討において参考となるものだと受けとめている、ILCは、国内の単独の計画ではなく、国際プロジェクトで各国の財政的な協力について詰めが必要であり、この段階で重点大型研究計画に入らなかったことは、そんなに驚くべき結果ではない」と述べております。
その中で、国際リニアコライダーは学術的意義を有する大型研究計画には位置づけられましたが、より優先度の高い重点大型研究計画には盛り込まれませんでした。 しかし、実現に向けた国内手続の一つ、文部科学省の学術研究の大型プロジェクトの推進に関する基本構想、いわゆるロードマップに申請する権利は確保をいたしました。
ILCの誘致の動向を踏まえるのであれば、学術会議が1月30日に策定し公表したマスタープランの重点大型研究計画に選ばれなかったことではないでしょうか。 同プランは、2010年から策定が始まり、今回で5度目となります。 大型研究計画に選ばれてはきたものの、重点大型研究計画には一度も位置づけられたことはありません。
ILCは、本年3月の国際会議で国から初めてILC計画についての見解が示されたところであり、その後、研究者サイドでは日本学術会議においてマスタープランへの位置づけ、並びに重点大型研究計画への登載を待つ段階にございます。
このマスタープランでは、学術的な緊急性と実現性の高い大型計画を重点大型研究計画として、本年の10月から12月にかけてこれを策定して、来年1月から2月ごろに公表されるというように聞いております。 この重点大型研究計画にILCが位置づけられることが、実現に向けた重要なプロセスとなっております。
そこに行くまでの間に幾つかの山場があるわけでございまして、実は日本国内において今ILC計画を日本学術会議のマスタープランに採用してもらって、そしてそのマスタープランの中で重点大型研究計画という区分にこれを位置づけてもらう必要がございます。 現在3月中にこのマスタープランへの申請は手続が終わっておりまして、6月中にはヒアリングも完了するということでございます。
投資に見合う成果が得られるかも含めまして、有識者会議等の場で検討し、国民及び科学的コミュニティーの理解を得ることが前提でもありまして、現時点では、文部科学省において慎重に検討が進められているというふうに承知をいたしております旨の答弁があったほか、平成29年2月の日本学術会議の提言によりますと、大型施設計画国際リニアコライダー計画については、重点大型研究計画の評価の対象とはしないこととし、2012年以降